空走距離、制動距離、停止距離

「車は急に止まれない」とはよく言ったもので、停止には次の要素があります。運転免許を持っている人は自動車学校等、学科の際に学ばれたことと思います。
■空走距離~ブレーキが必要と判断した時点からブレーキをかけ、ブレーキが効き始めるまでに車が進む距離。人間の反射神経や体調に左右される。疲労時は当然のことながら距離は長くなる。
■制動距離~ブレーキが効き始めてから車が停止するまでに進む距離。路面状況(ドライかウエットか、平坦か勾配があるかなど)、車両状況(車の速度や車両重量、タイヤの磨り減り具合など)によって変化する。
■停止距離~前記2つを合わせた距離。
よく取りあげられるのは、時速ごとの停止距離です。例えば、50㎞/h時のそれは32m、100㎞/h時のそれは112mと言われています(路面が乾燥し、タイヤの状態が良い場合)。よく高速道路での走行を例に挙げて100㎞/hで走っていたら100mの車間距離をとる必要があると言われますが、これはこの112mの数値から来ています。しかしながら実際の車間距離は、大抵の場合はもっと短いと言えます(例:30m~50m)。何故なら殆どのケースで前の車も自分の車とほぼ同等の速度で走っており両者の間には相対距離が働いているからです。ベテランのドライバーになればなるほど、フットブレーキだけではなくエンジンブレーキも頻繁に活用して相手の車との均衡を保っています。しかしながら高速になればなるほど車間距離の意識は高くなければならず、100㎞/h、100mの車間距離は崩すべきではないと言えるでしょう。
テクスチャー03

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