車に働く自然の力と運転

車はエンジンからの駆動力で動いていますが、自然からの力も働いていますので力に関する知識を持つことで運転にも幅が広がってくると言えます。自然の力と言えば遠心力や慣性力、摩擦力があります。走行中はエンジンの力によって駆動してしいますが、アクセルを戻しても惰性で前に進んでしまいます。物体が前に進み続けようとすることを慣性と言いますので、その力の大きさを慣性力と言うのです。走り続けている以上、直進中は前に対して慣性力が働きますし、カーブを曲がる際は左右に対しても作用することになります。摩擦力はタイヤと路面との間に発生しますが、タイヤがすり減っている場合と新品の場合でも摩擦力は異なりますし、アスファルトと未舗装路でももちろん異なります。雨で路面が濡れていても当然異なりますが、摩擦力が多いほどタイヤと路面の接地性が高くなります。摩擦力が大きいとタイヤの接地性が高まりますが、極端に摩擦力が大きくなると燃費が悪化してしまいます。タイヤが減っている状態では十分な接地性を得られないため、減り具合を見てタイヤを交換することが安全運転に繋がるのです。遠心力はカーブを曲がる際にカーブの外側に引っ張られるように働きます。遠心力は慣性と同じように動いている内は働き続けますので、カーブの直前には速度を落とし遠心力を小さくすることで安全に曲がることができるのです。